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8年ぶり


  • Posted by: F&F
  • 2015年7月10日 11:05

MNPでも長らく躍進を続けていたソフトバンクが8年ぶりに転出過多になったとSankeiBizが伝えた。
純増数でも最下位となっているが、MNPでもその低迷ぶりが証明される事となった。

孫さんは「数は追わない」としているが、追わないと言うよりも追う事が出来ないと言った所だ。
これまでのように金で加入者を買う事が出来なくなり、MNP転入に関しても金を積む事が難しくなった。
消耗戦に負けた、まさにそういうことである。

これで解約率が低ければ現状維持が可能なのだが、解約率は他社の2倍くらいある。
これに関してもタダ配りなどで数を稼いだ低ARPU商材の解約が相次いでいるとしているのだが、それであればARPU平均値は上がっても良いはずだ。
勿論低ARPU商材の解約はあるだろうが、それは元となった契約が解除される事によるものである。
新規加入者の9割は新料金プランを選択している(させている)とも明言しているので実質値上げになるはず。
しかしARPUは低下しており、新規加入者数の少なさと共に高ARPU利用者がソフトバンクを後にしている実態が伺える。

純増こそ人気の証として長らくナンバーワン戦略を続けてきたが、その一角はもろくも崩れた。
低ARPU商材配りを見直して実を取るとも語った孫さんだが、背に腹は代えられず体重計などの低ARPU商材で何とか数を稼ごうと奮闘中だ。
MNP転出や解約数が1であっても、1人が解約する事で2契約も3契約も減ってしまうのが低ARPU商材抱き合わせ販売のインパクトだ。
自転車操業同様に上向いている時には大きな効果を見せつけられる反面、それが逆方向に動き出すと悲惨な事になる。
そして、その悲惨な状況を回避しようと更に低ARPU商材を配らなくてはならない。

これが一件効果を発揮するように見えながらもやがて効果が薄れた例がYMのPHSである。
食玩のようにオマケ契約を付けまくったが失速した。

再来月にはiPhone6sが発売される予定である。
昨年のiPhone6発売後から急速に低下したソフトバンクへの加入者、その悪夢が再び訪れる。
iPhoneをいち早く導入し経験も豊富なソフトバンクが一番であると胸を張った孫さんだが、世間の見方は違った。
むしろ、エリアの問題やLTE化率、キャリアメールの使い勝手や画像圧縮問題、厳しいパケット規制などが嫌気された。

   

Comments:2

テーマ Author Profile Page 2015年7月10日 18:44

他のブロガーさんが批判していましたが
ソフトバンクが公表しているarpuはフォトビジョンなどの低arpu商材を除いた
arpuを公表しているので、低arpu商材が解約されてもarpuに反映される事は無いみたいですね。

F&F Author Profile Page 2015年7月10日 18:49

情報有り難う御座います。
なるほど、そういうことなんですね。
書きかけの記事とか直さなくては…

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