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無料通話付き


  • Posted by: F&F
  • 2015年7月11日 13:04

KDDIは従来型ケータイ用の料金プランであるLTEプランSの提供を開始する。
パケット定額サービスとの抱き合わせオンリーなので通話プランの料金である。「誰でも割」適用時の998円に意味はない。

分離不可能なプランに単独価格を付けるのは規制して頂きたいものだ。
このLTEプランSは従来の無料通話分付きプラント同じように、998円で1,100円分の無料通話が付いてくる。

一時期はソフトバンクのホワイトプランに習えとばかりに無料通話を廃したプランが多くなった。
無料通話を廃する事で見かけの料金を安く、通話料金を高めに設定する事で収益を上げた。
しかし通話料金の高騰に苦しむ人が増え、楽天などが通話接続サービスに参入した。
安価系接続サービスやIP電話などが蔓延る事を警戒してかドコモが完全定額制に踏み切り、通話ヘビーなユーザがドコモに流れた。
同様に時間制限付きの通話準定額を提供していたPHSからもドコモにユーザが流れる事になる。

ドコモはFOMA料金プランでのみ無料通話分付きのプランを提供しているが新規契約は出来ない。
auも同様に現行での提供はあるが9月以降は契約不可能になる。
ドコモもauも新料金プランに加入させてARPUを上げたい考えなのだが、MVNO事業者の存在が気になってくる。
ドコモとしては通話ライトユーザはMVNOで良いみたいな所があるかも知れない。
最終的にはドコモにも金が入ってくるのだから。

auも回線卸はしているがまだまだ途上である。
ドコモ系MVNOに逃げられないためには、そしてLTEシフトを明確にするには無料通話分付きの新料金プランの設定が必要だった。
LTEケータイ向けにはLTEプランとして月額934円(無料通話なし)を提供していたが、ここに来て抱き合わせ価格1,498円のLTEプランSの提供に至った。
ただしこの価格、ドコモの通話し放題2,200円(パケット契約なし)に近いものがあり微妙な感じがする。

ソフトバンクが元気であれば、ある意味ホワイトプランはスタンダードだったのかも知れない。
しかしそのソフトバンクが自爆路線まっしぐらなので、auはいち早く従来路線に切り替えた。
ソフトバンクを脅かすのはドコモやauではなくMVNO事業者なのかも知れない。
MVNO事業者でも通話定額などの話が出て来ており、定額よりも敷居の低い無料通話分付きプランが出てくるかも知れない。

純減のPHSはソフトバンク自身が巻き取りとも思える移行を進める一方で、契約手数料や毎月の支払額までゼロにして更にキャッシュバックを付けて加入者を集めている。
ただしこれは副回線にのみ適用なので主回線は通常契約(月額1,381円かな)する必要がある。
縛り期間は3年なので支払総額は53,676円になる。
だが1契約に2万円のキャッシュバックが付いてくれば5契約で10万円なので儲けが出る。
もちろん9,500円を支払ってさっさとやめてしまう手もある。
端末は持ち込みOKなので中古を使い回すのが良さそうだ。

   

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