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縛り期間


  • Posted by: F&F
  • 2015年8月24日 12:08

SIMロック解除やクーリングオフと共に2年縛りや違約金の妥当性に関しても議論されている。
SIMロック解除はドコモとauが殆どのモデルで、ソフトバンクは一部のモデルで行われていると思う。

iPhoneはドコモとauは解除に応じているはずだが、ソフトバンクは発売(開始)時期がSIMロック解除例より前だとして応じていないようだ。
いずれにしてもSIMロック解除はソフトバンクにとっては頭の痛い問題である。
孫さんも900MHz帯が貰えないならSIMロックは解除しないと言っていた。
その後900MHz帯が割り当てられると言い分を変えて、SIMロック解除は需要がないからやらないとした。
需要がないならやってもやらなくても良いと思うのだが、要するに言い訳だ。

SIMロック解除の次のソフトバンク包囲網はクーリングオフであり、現在でも利用者が不当と思われる契約を強いられたとSBCareに訴える例が後を絶たない。
ただクーリングオフで契約は解除出来ても端末代はどうにもならない。
ソフトバンクでは通信契約と別に端末の契約(短期解約違約金)を設定し、短期解約では数万円の金を取られる。
これが契約とも結びついているので契約上のクーリングオフの範疇になるのかどうかだが、ソフトバンクがこの夏に行いはじめた所を見るとクーリングオフは効かないのだろう。

そして今度は縛り期間に関してだ。
縛りの強化で解約率を低減させようとするソフトバンクには痛い事になる。
孫さんはドコモやauに合わせて縛り期間を設定したと言うが、当時ドコモやauは1年縛りでVodafoneは唯一2年縛りがあった。
ソフトバンクはそれを引き継ぐ形で2年縛りを一般化させた。
その縛りにメスが入ればソフトバンクの解約率は今より上昇する。
(イソップの)太陽と北風にたとえるならばソフトバンクは北風方式だ。
しかし総務省は強風にも絶えるコートを開発してしまった。

総務省に火を付ける発言から始まりインセンティブ是正も行わなかったソフトバンク、周波数割り当てでは会議室で暴れてみせるなどした事もあり総務省からの印象はきわめて悪い。
総務省が何かを要望しても言い訳と屁理屈で逃げ回ってきた。
ならば役人の力を見せてやるぜとばかりに様々な検討が行われた。
役人のやる事だから時間はかかるのだが、今までやってきたツケが回ってきたという事になる。
それが、ソフトバンクがまだ元気な頃なら跳ね返せたのかも知れない。
しかし今の状況ではそれも苦しいと思われる。

   

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