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発表会


  • Posted by: F&F
  • 2015年10月 8日 13:08

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ソフトバンクの新製品発表会があった。
新製品はXperia Z5とシャープ製が2モデル、Wi-Fiルータ、従来型ケータイだ。

Wi-FiルータはAXGPの20MHz幅+10MHz幅に4×4 MIMOで通信速度は261Mbpsとなっている。
現行のTDDタイミングによる20MHz幅の2×2 MIMOで110Mbpなので30MHz幅の4×4 MIMOでは330Mbpsと計算できる。
ソフトバンク発表値がその8割に留まるのは不思議だ。
制御信号などが増えてデータを乗せられる部分が減ってしまった説も一部報道であるが、だとすると規格ものだからUQでも速度が出なくなるはず。
もっともL3以上の所に何かの信号を乗せているとすれば話は別なのだが、その意味が今ひとつよく分からない。

4×4 MIMOとなると演算量が増える訳だが、チャネル推定演算などは手抜きが出来ないわけではない。
ただしMIMOの効率というか演算の確実性が落ちてくるので計算通りの速度にならない場合がある。

石川氏:従来型ケータイは不要と言っていたのに、なぜ従来型ケータイの新機種を発表したのか?
PHSはどうなるのか?

宮内氏:従来型ケータイが不要とまでは言っていない。
マスコミがそう報道しただけだ。
いずれスマートフォンになっていくのは確実だが、従来型ケータイの需要もある。
PHSは端末メーカが京セラのみであり新製品の開発をしにくい。
今後の新製品発表も未定であり、PHSから携帯電話契約への移行を促していく。
と、答えた。

京セラは旧沖電気のベースバンドチップと東芝やPanasonicのトランシーバデバイスを使っているのではないだろうか。
これらは相当(設計時点が)古いデバイスでありSAWフィルタやIFフィルタを必要とする。
一部フィルタはムラタが作っている(京セラも内製できる)が、これらも含めてデバイスの入手性が悪くなってくる。
年間50万台くらい出るのであれば何とかなりそうだが、現状のPHSを見る限りに於いては開発費の償却も出来ないしデバイスコストも上がる。
いったん大量に作ったデバイスを使い果たしてしまうと次にデバイスが製造できない場合がある。
製造プロセス自体が進化している為で、旧デバイスを作る環境が無くなっているのだ。

ソフトバンクは新CMも開始だそうだ。
アニメを実写化して時代を経るのはトヨタのドラえもんがある。
auは昔話のデフォルメ実写化だ。
その双方を混ぜたような構成がソフトバンクの新CMで、セーラームーンには小泉今日子さん(49)が演じる。

   

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