上りデータ量制限無しのMVNO

CamCast Mobileはドコモ回線利用のMVNO事業者で、上りのデータ量制限を無くした。
下りは月間7GBまでで、それを超えると256kbpsに制限される。

2年解約一括払いを行った時の月額換算費用が8千円を超えるのでヘビーユーザ以外は高く付きそうだ。
高画質の動画配信などを行う向きには良いかも知れないのだが、例えばツイキャスのスマートフォン配信だと毎時300Mバイト程度しか食わない。
FHDやそれ以上の解像度の配信となればデータ使用量は増えるのだが、見る側の回線容量もあるので何が何でも高画素配信が良いというわけでもない。

ニコ生だと480kbpsが最高なのだろうか。
これだと毎時216Mバイトである。
ツイキャスで外部ツールを使った配信だともっとビットレートが上げられるが、500kbps以上の状態が長く続くと配信を着られてしまうらしい。
Ustreamでは1Mbpsを超えるビットレートが設定出来るようで、これでも毎時500Mバイト程度だ。
まあ10時間連続配信すると5GBになり、1ヶ月連続して使うと150GBも使う事にはなる。

上り帯域が1Mbpsを下回る事は、3Gに落ちた場合以外では皆無と言えるだろう。
通信事業者も下り帯域は逼迫するが上りは余っている状態だと推定され、上り帯域に関しては帯域辺りコストが安いのだろう。