インフェルノは1400馬力のエンジン

インフェルノは2016年に生産が開始される予定の自動車だ。
V8ツインターボエンジンを搭載して、その出力は1400馬力とされる。

最大トルクは908Nmとなっている。
最大トルク発生回転数、最大出力発生回転数共に公表はされていない。
高出力チューニングエンジンなので双方の回転数は近いと思われるが、最大出力発生時のトルクは最大トルク発生回転数での値の8割位と考えてみる。
すると最大出力時のトルクは約730Nm程度になる。

730Nmで1400馬力を出すには何回転まで回せばいいか。
トルク(kgm)×回転数÷716が馬力なので、回転数は1.3万回転を超える。
1.3万回転に耐えるピストンストロークは50mm程度だろう。
これでもピストンスピードは20m/sを超える。
ストローク50mmで5リッターの排気量になるボア径は約125φ、効率は悪そうだが燃焼が不可能なサイズではない。

ボアを大きくするとバルブ径も大きくできるので出力向上に役立つが、バルブが重くなる。
4バルブで1.3万回転回せるのかは何とも言えない。
過給圧は2kg/cm2程度でこの出力は出せるかも。