アローラ氏の借金

ソフトバンクの株価下落でアローラ氏の収支はマイナスになった。
確か株を買うための資金である600億円は融資でまかなっているはず。

借りた金で株を買うのは馬鹿がやる事、なのだが借金の保証人は孫さんである。
つまりアローラ氏は名義を貸しただけで、実際には孫さんによる自社株買いの価格操作と言う事になる。
もっとも価格操作が出来てはじめて価格操作な訳で、自社株買いを続ければ価格が上がるに違いない→一般投資家が釣られて買うとなれば孫さんの思惑通りだ。
しかし実際は違った。
自社株買いで価格を上げる→おっ、上がったな、今のうちに売ってしまおう→買い支えられなくなり下落。
日経平均が下げた21日には4千円を割りそうな勢いだったが翌日には持ち直した。

ソフトバンク本体ですら長プラ金利での資金調達が出来ないので、金利を仮に5%としよう。
600億円の年間金利は30億円にもなる。
配当利回りは0.8%程度なので話にならない。

アローラ氏もソフトバンク株など買わずにドコモ株を買っておけば良かったのだ。
ピーク時よりは下がっているが危機感のあるものではない。
配当利回りだって3%以上ある。