ドコモ料金体系

auとソフトバンクは2年縛りが自動継続なしでいつでも解約出来る料金プランが出来たが得ではない。
解約違約金の分を毎月払っているようなものだからだ。

おそらくそうした声が総務省からも出てくるであろう事を感じたのか？ドコモが新プランを発表した。
2年経過後にいつでも解約可能にになるフリーコースを新設する。
基本料金は従来のものと変わらない。

従来プラン、つまり二年ごとに自動更新が行われるプランでは更新ごとに3千ドコモポイントが貰える。
つまり2年後に解約が自由なコースの料金を上げるのではなく、従来プランの料金を実質下げる形だ。
ドコモは従来契約者の機種変更時の端末価格を下げる施策もあわせて行う事で解約率低下を目指す。
さらにそれを後押しする形で長期契約者優遇策を採る。

auやソフトバンクも追従してくる可能性もあるが、元々解約質がかなり高いソフトバンクにおいては厳しい状態になるだろう。
ドコモはMVNOのおかげもあって相当な純増数が稼げており、設備コストや開発コストの償却も進んでいるのだろう。
加入者が少なくても一定のコストが必ずかかってくる通信業界では、契約者数が多い程利益を出しやすくなる。