Home > 3次歪み

3次歪み


  • Posted by: F&F
  • 2016年9月29日 13:06

IMDの測定をしているページがある。
トランジスタは二種類、一方のトランジスタの方が電流が流せそうなのだが電流とIIP3が比例しにくい。

想像ではあるがトランジスタの用途の違いではないだろうか。
IP3が電流に比例しない2SC3355は小信号増幅用、もう一方の2SC2407は電力増幅用に見える。
2SC3355はデータシートにNF値もある。
2SC2407は出力電力が書かれている。

測定方法は入力を一定にしている(コレクタ電流により出力電力が変わっている)のだが、通常は出力電力を一定にした時のIPを測る事が多いはずだ。

アイドル電流は無駄な電流でもあるので少なくしたい。
しかし電流を少なくするとリニアリティが悪化する。
そこで少ないアイドル電流で高いリニアリティの得られるデバイスが開発される。

携帯電話などのPAもまさにそれである。
ただし出力調整範囲が極めて広いので、小電力出力用と最大電力出力用の2種類のアンプを並列にして運転するような仕組みのデバイスもある。
基地局などではDPD(DigitalPreDistortion)でアンプのノンリニア部の分だけ入力側を歪ませておく手法もある。

http://doyoyon.com/blog-entry-863.html

   

Comments:0

コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。

サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。

登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント フォーム
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。

Home > 3次歪み



VC