アレクサンダー・ヒッチンガー氏

ロイターによればAppleがアレクサンダー・ヒッチンガー氏を引き抜いたとか。
同メディアでは自動運転車関連を取り上げている。

自動運転車もあるだろうが、もう少しダイレクトにAppleレーシングチームを作りたいとか？
レギュレーションによっても異なるのだが、走行車両とピットは無線で接続されている。
各センサからの情報などはほぼリアルタイムで届けられるが、それ以外の蓄積データなども定期的に伝送される。
ピットから車両のセッティングを変更したりも行う。
通信の安定性を確保するためにピット前を通過した時にまとめて伝送するみたいな事も行われる。

今時のレーシングカーは多くの部分が電子制御されているし、レース中の極限状態での制御技術やセンシング技術は市販車にフィードバックされる。
何しろ不具合が起きればリタイヤにもなりかねないわけで、そうなれば巨額の損失が出る。
大げさに言えば宇宙開発的な信頼性が求められるわけだ。

夏頃にはF1チームへの出資、秋口にはAppleがマクラーレンを買収かみたいな話も出ていた。
この時もAppleレーシングチーム説ではなく、開発部隊をそっくり手に入れたいのではないかと言われた。
レーシングチーム説としてはFormula Eへの興味、ブランド力の更なる強化、モータスポーツ関連の動画コンテンツへの興味説などもある。