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外壁材


  • Posted by: F&F
  • 2017年6月28日 11:07

板張り外壁の話の続きである。
窯業系サイディングそのものの寿命はクラックなどが入って来た時点で終わりみたいな感じだそうだ。

材質的に脆くなるのでシール剤云々の寿命ではなく、サイディングパネルそのものの寿命が来る。
では何年持つのかという話だが30年とも40年とも50年とも言われる。
家の構造や環境や陽当たりなどによって様々なのだろう。

モルタルは耐火外壁という事で使われ始めたのだそうだ。
既定は16mm以上となっているので20mm〜25mm厚で施工されているものが多いと言われる。
モルタルは昔の建物ほど厚めに塗られているそうで、70年を経過しても割れることなく存在している建物もあるそうだ。
最近の建物では職人の腕の問題もあって厚みが不均一など、クラックが入りやすいという。
脆い物性のモルタルは弾性系の塗料を使う事で寿命を延ばせる。
元々変形しないモルタルなので地震などをきっかけにクラックが入りやすい。
しかし弾性塗料はそれ自体がモルタル表面を引っ張っているのでクラックが入りにくいそうだ。
但し弾性塗料は耐久性が低いので塗り直し時期が早まる。

寿命が長いのが金属サイディングだ。
ガルバリウム、アルミニウム、ステンレスなどの素材がある。
ガルバリウムは最近多く使われるようになり、施工さえシッカリやればノーメンテナンスで長寿命だ。
アルミも同様、ステンレスも長寿命である。
いずれも塗装がされているので塗装の寿命は長くはない。
無塗装のステンレス板が一番耐久性があるとは思うが、熱膨張率が大きいとかプレス加工が難しいなどの点でマイナーだ。

レンガやレンガ調タイルも長寿命だ。
だがレンガを貼れる職人さんは少ないようで、レンガ模様の窯業系サイディングを提案されることが多いだろう。
板張り同様、家全体のデザインなどで似合う。似合わないがある。

   

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