残されていたもの

別荘内に前オーナが残していったものがある。
片付けるのも面倒だろうし、それはこちらでやりますよと言う事で指し値を入れた。

その後契約時に、何が残されているのかの写真が渡された。
だが実際に別荘に来てみると、残されているものはかなり少なくなっていた。
私としては処分の手間が省けるので良いのだが、残されたものまでを財産として買い取るつもりでいる人は文句を言うだろう。
特に高額なものが残されているケースは少ないと思うのだが、例えば家財道具一式などをそのまま使って手ぶらで引っ越してきたいという人が、いざ引っ越してみたら何もなかったでは困る。

最初に買った中古住宅にはエアコンすら無かった。
付けた形跡も無かったので人は住んでいなかったのだろう。
住宅の場合は別かも知れないが、別荘の場合はいわゆる居抜き的な感じで家財道具がそのまま残されている事も多い。

もちろん、これは要る、これは要らないとする事も出来るがオーナからすると面倒な事だ。
したがって残して良いよと言うのならば全部、残さないで欲しいと言うのならこれも全部というのが普通だそうだ。
この辺りが値引き交渉の材料になる。

残されていたもので不要な家具類は電動丸鋸で解体してゴミにする予定だ。
粗大ゴミも別荘地側の管理が処理はしてくれるのだが、出来る部分はこちらでやってしまおうと思う。