FRP防水DIY：手すりの固定

バルコニーに手すりを付ける予定だ。
アルミ製や木製など色々選択肢はあるが、やはり見栄えから言えば木製だ。

メンテナンスを考えればアルミだし、アルミの手すりの付いた別荘も少なくは無い。
木製で考える場合にハードウッドを使えばメンテナンスの手間が省ける。
おそらく10年以上は朽ちずに使えるだろう。
ハードウッドを使い、さらにメンテもすれば寿命は延びる。

ハードウッドではない普通の木で作れば、特に水平面など水が溜まりやすい所は早く傷む。
ペンキの塗り直しなど適切なメンテを行えば良いが手間がかかる。
ただしハードウッドと違って工作は簡単だ。

手すりの固定方法はどうしようか。
従来はFRP防水層に穴を開けて根太(というか太さ的には大引、3.5寸)にホゾを切って接続されていた。
しかしこれ、防水層に穴を開けている時点で漏水の危険がある。
手すりが駄目になれば水漏れするからだ。

今回は基礎ブロック(フェンスブロック)を使おうかと考えている。
基礎ブロックとは重さ十数kgから数十kgのコンクリートの塊だ。
見栄えは少し悪いのだが防水層に穴を開けずに済む点と、撤去などが簡単にできる所がメリットだ。
基礎ブロックに木を張れば見栄えは良くなるが手間がかかる。

従来柱が立っていた部分は根元から切り取らない限り解体が出来ない。
柱は防水層に接着されているようで抜けないからだ。
柱は根元から切るとして、出っ張り部分はそのまま残して基礎ブロックの中央の穴に突っ込んで固定のガイドとしようか。
基礎ブロックにこれを使うと、防水層からの出っ張りが50mmなのでちょうど良さそうだ。