EPSONPX-S160Tエコタンク：少し使ってみた

EPSONのPX-S160Tを使っている。
印字速度がMG3530に比較すると速いので軽快である。

スリープからの復帰も速い。
ほんのわずかな違いだとは思うのだが、連続印字は少なく単発で何度も印字する事が多い用途なので速いのは嬉しい。
レーザープリンタは連続印字時は速度が出るのだが、最初の1枚の印字は予熱時間がかかる。

専用紙に合わせた位置調整が最初だけ面倒なのだが、これは一度設定してしまえばいじる必要はない。
紙送りは一度も失敗していない。
用紙は普通紙モードを使っているのだが、葉書や厚紙モードと何が違うのだろうか。
私は印字(紙へのインク吸収率とか)関係の違いだけだと思っているのだが、紙送りにも違いがあるのか？
紙送りなんて1つのモータで全てやっていると思うし、まさかローラの位置を可変するなんて機構が入っているとは思えない。

専用紙には字の高さが2mmの漢字などを印字する。
MG3530よりも印字品質が良いので見やすい。
以前に試したブラザーのDCP-350Cはもっとも印字品質が悪く、字が読みにくかった。
モノクロモードにすると多少改善したがそれでも読みにくく、太字印刷などを試した。
印字品質が単に解像度だけでは表せないのはデジカメと同じか。
DPC-350C：6000×1200dpi
MG3530：4800×1200dpi
PX-S160T：1440×720dpi

MG3530は社外品のリサイクルカートリッジなので、印字品質が劣っている可能性がある。
以前は小さな字は印字しなかったので気にならなかったが、もしかするとこういう点で純正インクとは異なっている可能性がある。

専用紙の厚みは約0.25mmある。
普通のコピー用紙だと0.1mm以下だ。
以前コメントで複数枚の紙を吸い込んでしまうと頂いているが、紙が厚いためか今のところは大丈夫だ。
ただ紙送り精度というか左右に多少ふらつくようで印字位置がずれる事がある。
私の使い方では許容出来る範囲だが、用途によっては気になるだろう。

MG3530でも夏の間は問題がなかったので、紙が湿気を帯びていた方が良いとか？
この辺りは年間を通して見ていかないと何とも言えない。
以前は普通紙にカラー印刷していたのだが、少なくとも普通紙の場合はMG3530で何ら問題はなかった。
専用紙を使わず普通紙に枠ごと印刷する手もあるのだが、カラー印字しなければならないので(MG3530では)インクコストがバカに出来なかった。
で、補充インクを使ってみたりリサイクルカートリッジインクを使ってみたりした訳だ。