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太陽光発電:果たして元は取れるのか(2)


  • Posted by: F&F
  • 2018年3月14日 11:09

バッテリを使ったオフグリッドではなく、商用電源に混ぜてしまうグリッドではどうか。
まともなというのはおかしな言い方だが、信頼出来るメーカのGTIは高額だ。

もちろん安いものもあるのだが、商用電源に接続するのである程度の信頼性は必要だ。
中華ものは故障が多いらしいので、小容量のものを並列で使うのが良いのだとか。

ピーク出力が220Wならば浄化槽のエアポンプの100Wと常時動作している冷蔵庫などが消費してくれるだろう。
なので、この程度の電力であれば逆潮流は起きないと考えられる。
この場合は毎月の電気代が500円位安くなるはずだ。

しかし、500円安くしたいのならば浄化槽のエアポンプをベーン型ではなくダイアフラム型にすれば良い。
これで800円位の節約になる。
ダイアフラムポンプは2万円位で買える。
太陽光発電で節約するよりも、高効率のものに買い換えていった方が安いのだ。
グリッドタイインバータの効率は75%〜85%とあまり高くない。
もちろんバッテリにチャージする方式でも、充放電効率や(100Vで使う場合は)インバータの効率などがあるのでロスが出る。

バッテリ型オフグリッドだと停電時に電力を使える。
さすがにエアコンは無理だが、冬場に石油ファンヒータを稼働させる位は出来る。
何しろ山の中なので多少の電力でも自律発電できるメリットはある。

通常のオングリッドだとソーラーパネル→GTI→商用電源となる。
いったん12Vに落とす事を考えると、ソーラーパネル+SW電源→バッテリ→インバータ→負荷になる。
ソーラーパネルで発電量が不足した場合は商用電源から手伝う形だ。
高効率型スイッチング電源ならば95%位の効率がある。

晴天続きでバッテリのフル充電状態が続いたときだけGTIを動かす手もある。
バッテリ電圧が14Vを超えたらGTIをONにして、13Vを割ったらOFFにするような使い方だ。

何にしても元は取れない。
趣味と実験用と割り切るべきだと↓にも書かれている。
http://www.minomusi.org/blog/2016/05/post-2158.php

ソーラー発電だけで暮らす方も居る。
TVを観ないようになって電気代は月額千円以下だったそうで、電力会社との契約を切った。
ソーラーシステムに16万円以上かけているので、電気代10年分以上に相当する。
https://greenz.jp/2014/02/11/wataden_fujii/

   

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