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太陽光発電:何故インバータは壊れなかったのか


  • Posted by: F&F
  • 2018年4月 8日 11:05

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矩形波インバータは誘導電動機を駆動しようとして壊れた。
正弦波インバータは壊れなかった。

何故なのか。
大橋産業 BALのインバータを開けてみた。
回路としてはスイッチングコンバータで12Vを160V程度まで昇圧し、それをPWM変調する。
その後PWMのクロックを除去するためにローパスフィルタを通す。
このπ型LPFの、負荷側のコンデンサが10μFある。
10μFのコンデンサがスパイクを吸収したのだ。

なので矩形波インバータでもラインフィルタなりLPFなりを入れれば使える可能性が大きい。
もっともこのBALの400W型インバータは120W型よりも消費電流が少ないし効率も良い。
無負荷時の電流は矩形波インバータの2倍にはなるが、効率は同等だ。

矩形波インバータに比較すれば価格は高いのだが、性能を考えれば安いと思う。
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周波数は55Hz固定ではなく、水晶振動子を原発とした50Hz/60Hz切り替え式だ。
50Hz/60Hz共通型のモータやポンプであれば60Hzに設定する事でパワーアップが狙える。
50Hz/60Hz専用のモータなどではそれに合わせて設定できる。

筐体はプラスチックで安っぽいと言えばそうだ。
冷却はファンが付けられていて、内部温度が上がると回転するのかな。
ファン付きのものはその音が気になると思うが、今回はウオルボックスの中に入れて使うので関係ない。
ファンが新気を吸いやすいように取り付ける。

   

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