気象計：VantagePro2壊れる

現在使っているVantagePro2は2台目である。
2004年に初代器を設置、国内ではAORが代理店だが価格が馬鹿高い。

そこで海外の通販サイトから輸入を試みた。
価格は8万円くらいだったかな、それでも国内価格の半額以下だった。

2008年に風速が計測できなくなり新しいものに交換している。
メジャメントユニットがおかしいのかと思ったらそうではなく、コンソールの不良だった。
コンソールなど半導体で出来ているのにどこが壊れたのだか。

2016年にはデータロガーユニットが壊れた。
と言うか、これを交換したら直ったからこれが壊れていたのだと分かったようなものである。
Flashメモリの書き換え寿命だったのかも知れない。

そして本日、温湿度が計測できなくなった。
アラームが鳴っていておかしいなと思ったら外気温度がマイナス68℃、マイナス側のリミットを表示していた。
温湿度以外のデータは取れているのでインタフェースラインの断線ではない。
実は少し前から風向データが途切れることがあって、そろそろ駄目なのかなとは思っていた。
風雨にさらされながら10年間動き続けたのだから良しとしよう。

VantageProにはワイヤレスインタフェース版とワイヤード版がある。
ワイヤレス版の方がオプションが豊富なのだが私はワイヤード版を使っている。
ワイヤレス版はメジャメントユニット内のバッテリをソーラーパネルで充電しながら使う方式なので、やがてバッテリの寿命が来る。
直輸入の場合は米国版が来ると思うので無線免許の問題もある。
ちなみに外箱には日本語での印字もあるので、それなりに日本での需要もあるのかも知れないしAORの努力なのかも知れない。

今回の購入価格は62,581円だった。
この中の5,383円が送料、4,636円が税金なので本体価格は52,562円である。
Amazon USAから購入した。