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もはや日本は最先端ではない


  • Posted by: F&F
  • 2018年8月 6日 13:09

ドコモなど国内移動体通信事業者は2020年のサービスインを目指して5Gのシステム整備を行っている。
元々は少し後になる予定だったが、都市部を中心に前倒しで整備する事となった。

米国では2018年、つまり今年の末頃から(予定では)12の都市で5Gのサービスが始まる。
端末はデータ通信用のものを先行して発売し、スマートフォンは2019年になってからの発売だそうだ。

中国の一部通信事業者は5Gでのサービスを開始している。
ただ一般商用利用の開始という点では2019年に、本格的なサービスは2020年とよく分からない日程になっている。
これに先立ちSnapoDragon855(未発表)を使った5G NR対応スマートフォンを発売するのだとか。

5Gとは一体何かという事は、ドコモに説明いただこう。(pdf)

auやソフトバンクはドコモに先行して5Gのサービスインを行う的な話もある。
ドコモの場合は事業者仕様部分が(以前より減ったとは言っても)多くある。
一方でソフトバンクは買ってきたものをそのまま使うスタイルなので、ある意味スタンダードに比較的忠実だ。
何もいじらず買ってきて取り付けてスタートする方がコスト面でもお得になる。
ただし基地局ベンダーが複数になるとその整合性の調整に苦労するのはW-CDMAやLTEの時に散々経験しているはずだ。
基地局ばかりではなく制御なども異なってくるので大変だ。
しかし基地局メーカを絞ってしまうと価格競争が行われなくなるのでコストが下がらない。
基地局メーカにしても囲い込みのために色々やるわけだ。

ドコモ方式の場合はドコモ仕様のものを基地局メーカが納入するので混乱は起きない。
ただし開発期間がかかり、ドコモ仕様に適合させるためにコストもかかる。

   

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