海水水槽：魚水槽は汚れる

魚に餌をやれば糞をする。
なので、たぶん珊瑚水槽よりも水が汚れる。

ライブロックの上などにもデトリタスが付着する。
水流をライブロックに当てるとデトリタスが舞う。
Bubble-Magus Curve A5スキマーは頑張っているが容量不足だ。
DCモーターのパワーも13W、ACモーターの方は8W(スキマー本体サイズや形状はどちらも同じ)である。
確かにDCモーターは静かだしコンパクトボディで見栄えも良いが、余裕を見ればCurve A8が相応しい。
A8は18Wのモーターになり、公称700〜900リットルとなっている。

H&SのHS-850はかなり大きいが対応容量は500リットルだ。
不格好さはいかにも昭和な感じである。
H&Sでは手作りだと言っている。
アクリルパイプと塩ビ管の組み合わせでBubble-Magusのような曲面部品も無い。
水位調整機構すらバルブではなく斜めに切った塩ビ管をバルブ代わりにするというものだ。
ACモーターパワーは33Wと大きい。
配水管がVP30と、やたら太いので取り回しもしにくい。
Bubble-Magus Curve A8のサイズはREEFER250のサンプ槽に入るのだが、水位25cmが厳しく最大に上げても23cm位だ。
たぶん調整範囲に入るのではないかと思うが、もし調整できないとアウトなのでCurve A5を買った次第だ。
魚水槽と言うことで無脊椎水槽ほどの容量は要らないかと思ったのだが違っていた。

HS-850が入手でき次第セットしてみるが、果たしてサンプ槽に入るだろうか。
カタログ寸法では入るのだが、配水管の取り回しなどがどうなるか。
ダメならHS-850のポンプとCurve A5を組み合わせるとか、うーん、面倒そうだが出来ない話では無い。

スキマーの能力は微細な泡を作る事と、その泡が水中にどれだけ滞在できるかだ。
この点でも設計の古いH＆Sよりも、最新のDCポンプの方が効率的だと言われる。
DCポンプは回転数を上げられるので微細な泡を作りやすいのだろう。
泡と海水の接触時間も重要で、その為に高さが必要になる。
DASなどは内部で渦を作ってらせん状に泡が上がるようになっていて、これも泡と海水の接触時間を長くしている。