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防蟻剤は水性でも良いのかという話(3)


  • Posted by: F&F
  • 2018年12月17日 12:12

シロアリ屋だと柱に穴を開けて薬剤を注入するとか基礎に穴を開けて薬剤を注入するとかの作業も行う。
これは賛否あって正常な柱に穴を開けて薬剤を注入すると、予防効果は高いが柱の強度が落ちる。

シロアリに食われてしまっている柱は(被害規模にもよるが)その部分の交換が推奨される。
だとすると食われていない柱に穴を開ける必要はないのではないかという意見が出るのも納得できる。
浸透性の高い薬剤を柱の表面に噴霧すれば、シロアリがその柱に近づかないのだから柱の内部は食われないというわけだ。

シロアリ屋的にはDIYでやりにくい所に工数をかけて見積額を上げる的な手法を採る。
玄関の土間コンクリートに穴を開けるとか、浴室のタイルに穴を開けて薬剤を注入するとか。
確かにシロアリはコンクリートも破壊はするが…

シロアリ検知として段ボールはお勧めである。
床下の何カ所かに段ボールを置いておく。
全面基礎やベタ基礎の場合は段ボールを湿らせてビニルなどをかけて乾燥を防ぐようにしておくと効果的だ。
ベタベタに濡らすのではなく、乾きすぎないようにする程度で。
シロアリが居ると段ボールを食うので穴が開いたりするが、この時点では未だ木材は食われていないと(業者は)判断するようだ。

シロアリDIYで検索するとシロアリ業者のページがヒットする。
これはDIYでやると安いですよ、でも失敗しますよ、効果がないですよ、だったら最初から業者に頼みましょうねと宣伝するわけだ。
更には床下換気装置の取り付けだとかまで話が及んで見積額が跳ね上がる。

既にシロアリ被害が明確な場合は業者に相談してみた方が良いと思うが、予防的薬剤散布はDIYでコスト削減が出来る。
作業性や臭気などを考えれば水性が良いだろう。
ここも次回防蟻剤をまく時には水性にしようかとも思っている。
臭い残りが気になるからだ。

   

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