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海水水槽:リン酸除去剤の効果とウミブドウ


  • Posted by: F&F
  • 2019年1月 9日 11:07

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リキッドフォスフェイトリムーバーの効果は見られた。
そして、固定化されたリンを再び可溶化させる物質はウチの水槽には皆無であることも分かった。

ウミブドウを水槽に入れてみた。
リン酸吸収の目的もあるし、生物たちの餌になるかも知れない。
果たして水槽中で育つのか、それとも溶けてしまうのか。
活着してくれないと上手く固定できずに水流で舞ってしまう。
砂に埋めると砂の中にライナーを伸ばすらしいので、底砂にも植えてみた。

リン酸濃度を測った。
リン酸換算値で0.126ppmと、昨日より少しだけ減っていた。
RedSeaのテスターでは写真の通りだ。
画像処理ソフトで色を切り出して左下に貼った。
色合いが違うと言うよりも濃さが違う感じがする。
0.1の黄色系ではない事は確かだが、0.2の色より灰色っぽい。

固定化は上手くいっているようなのだがイソギンチャクがしぼんでいる。
前回NO3:PO4-xを試した時にもイソギンチャクが駄目になった。
NO3:PO4-xはバクテリアによるリン酸除去であり、リキッドフォスフェイトリムーバーは化学結合によるリン酸の固定化だ。
共通する事は「水槽に何かを入れる」事であり、いずれのリン酸除去剤にも「入れすぎ危険」の表示がある。
イソギンチャクはたまたましぼんだのかも知れないし、他のイソギンチャクは(開きは悪いが)しぼんでいない。
だからリン酸除去剤が原因とは言えないのだが、ここであえてもう一度実験してみようとも思わない。

リン酸吸着材には現時点で2種類がある。
一つは従来から利用されていたアルミナ系であり、もう一つはここ何年かで流行始めた鉄系だ。
アルミナ系は白い粒になっているのが一般的で、工業用のものを買うとコストを節約できる。
再使用は化学的再生(酸に浸す)か加温する事で行える。
F&Fでも横浜時代にはオーブンで焼いて再生し繰り返し使用していた。

アルミナ系吸着剤は酸性の液体中で吸着量が増える。
アルカリ性の場合はカルシウム濃度が高いと吸着量が増える。
吸着剤一般で言える事ではあるが低濃度リン酸塩を更に下げるのは難しい。
高濃度のリン酸塩値を下げるのは比較的簡単である。

鉄系は鉄とリン酸をそのまま或いは鉄と結びつけて吸着する。
アルミナ系よりも吸着率が高い。
欠点は鉄や鉄系吸着剤が水槽内を汚しやすい事だ。
また流動リアクタなどを使わないと効率が上がりにくい。

PO4X4phosphate removerは鉄系吸着剤をポリマーで覆ったような構造だ。
吸着剤の破片が水槽内に流出する事を防げるのと再生利用が可能な点が新しい。
海外で購入するとUD$20(250ml)位なのだが国内では4千円もする。
PO4 x4のx4とは従来の鉄系吸着剤の4倍の吸着量があるという事らしい。
海外では結構話題になっているのだが、国内の記事は未だ見ていない。
なお現時点では在庫不足なのか?米国Amazonでは品切れだ。
これは時期を見て実験してみる予定である。

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