乾燥の冬

昨年はマイナス7℃まで気温が下がったが、今年は先月のマイナス2℃が最低気温だ。
わずかに零下になる日もあるが昨年に比較すれば何と暖かいことか。

冬が寒いと暑い夏が来るという言い伝えの通り、昨年の夏は暑かった。
記録的なとか観測史上初のなどという言葉が飛び交った。
この冬は穏やかなので夏も平年並みになるだろうか。

夏の湿度も余り高くなかったが、晴天続きで冬の湿度も下がっている。
何日か前には日中の湿度が10%台まで下がっていた。
昨年は感じなかった静電気だが、今年は猫を撫でるとバチバチ来る。

長期予報では平年並み或いは平年より気温が高い予想で、特に関西以南で高くなる模様だ。

昨年9月の長期予報は次のように言っていた。
「秋から冬にかけてエルニーニョ現象の発生が予想され、冬の気温は平年並みか高めの所が多くなりそうです。
12月〜2月の冬の期間はジェット気流が北へ蛇行するため寒気が流れ込みにくくなります。
西日本、東日本を中心に気温が平年並みか高めで、全体としては暖冬傾向。日本海側の雪の量も少なめになりそうです。」

「全体としては暖冬傾向となるものの、12月に入ると段々と寒気が南下し、各地から冬の便りが届くようになります。
特に12月後半から1月初めにかけては一時的に強い寒気が流れ込みやすく、年末年始は厳しい寒さや大雪の心配があります。
1月の後半から2月にかけては本州南岸を低気圧が通過することがあり、太平洋側でも雪や雨に要注意となりそうです。」

結構当たっていると言えるのではないだろうか。