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海水水槽:バイオペレットの実験準備


  • Posted by: F&F
  • 2019年1月15日 11:07

以前にも少し書いたが生分解性プラスチックを使ったバイオペレットというものがある。
液体添加剤の固体版みたいな感じで、NO3とPO4を減少させる。

バイオペレットは水槽水中の硝酸塩やリン酸塩の濃度に応じて溶け出し、バクテリアによってそれらを減少させる。
ペレットは固着しやすいので流動させるためのリアクタが必要だ。
サンプ槽の中に設置するものや外掛け式などがあるのだが、現時点サンプ槽はスキマーが占有しているので外付け型しか置けない。
と言うことでカミハタのリオプラス リアクターセット 2を使うことにした。

バイオペレットは10年近く前に流行ったようだが、今は下火だそうだ。
バイオペレットもZEOvitも鳴り物入りで登場したみたいな感じだったが、情報の少なさが普及の足かせとなった。
ZEOvitは難しいとか失敗例が多いなどで今ひとつ流行らず、ZEOvitの一部添加剤のみやバイオペレットが(当時は)よく売れたようだ。
流行始めると、あれは良いこれは最高だと評されるものの廃れはじめると見向きもされない。
ステマの威力というか何というか。
当時沢山売れたと思われる流動性リアクタの多くは、今は使われずに眠っているのだろう。
今は数種類のZEOvit系添加剤がよく売れ、他は余り量が動かないという話だ。
これはZEOvitシステムに使用するのではなく、従来型ベルリンシステムに使用するためだ。

現在ウチの水槽は硝酸塩は殆どゼロ、リン酸値は0.1ppm前後だ。
バイオペレットは硝酸塩除去効果を謳うものが多いが、リン酸吸着剤を配合したようなものもある。

リン酸に関しては鉄系の吸着剤も試してみたいと思っている。
吸着剤なのかリン酸鉄として排除するものなのかよく分からないのだが、これを使用するためにも流動リアクタが必要だ。
またアルミナ系の吸着剤もリアクタを使った方が良い。
現在は袋に入れてサンプ槽に浸けているだけなので、実質的接触面積は減っている。

と言うことで廃れたバイオペレットの今はどうなのか?実験してみたい。

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