Home > HF帯からUHFまで1ボードトランシーバ20万円也

HF帯からUHFまで1ボードトランシーバ20万円也


  • Posted by: F&F
  • 2019年1月29日 12:09

中波帯から1.2GHz位までのゼネラルカバートランシーバーになるがLNAやPAは含まれていない。
コントロールするためにはPCなどが必要になる。

電波形式はほぼ全てを網羅する。
ボードのサンプル価格は約20万円、ボードの品番はADS7-V2EBZだ。

中身は何と言うことはない。
DACとADCが搭載されている評価ボードである。
20万円は高いよなぁと思う方はDACとADCをバラバラで買って組み立てれば安く出来る。

ADCは500Mspsだが帯域は1.4GHzまであるのでアンダーサンプリングで1.2GHz帯は受信できそうだ。
DACは12Gspsで2.5GHz迄はベースバンドモードで出力できる。

RF DACを使ったデザインの手法と特徴
ソフトウェア無線の可能性を広げる 新たなRF DAC

DACは高調波は出るのだが意外に歪みが少ない。
PAの出力によってはLPFが必要になるかも知れないが、QRP送信機としてならそのままアンテナに接続できるかも。
受信機もダイナミックレンジがそこそこなので、プリセレクタ無しでも何とかなりそうだ。
ただし都市部などで強電界があると飽和してしまう。
高速デバイスと言うことで消費電力は少なくはないが、ボードサイズは小さなものである。
受信部はミニサーキットかどこかの広帯域&低NFのシングルチップデバイスを、送信部も同じく広帯域中出力のMMICを使えば良い。
今やモバイルバッテリも30W位は普通なので、これを組み合わせればポータブルトランシーバになる。

コントロール部分はPICでもArduinoでも。
ADCの帯域が250MHzあるので、高速メモリを積めばHF帯から144MHzまでいっぺんに受信&メモリ出来る。
後からその目盛りを読み出し、チューニングして目的波を受信するなんて事も可能だ。

にほんブログ村 観賞魚ブログ 海水魚へ
にほんブログ村

   

Comments:0

コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。

サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。

登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント フォーム
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。

Home > HF帯からUHFまで1ボードトランシーバ20万円也



VC