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海水水槽:カルシウムリアクタ排水のチェック


  • Posted by: F&F
  • 2019年2月 2日 11:11

カルシウムリアクタへの炭酸ガスの供給は毎秒1〜2滴としている。
余り絞ると供給が止まってしまうこともあり、この辺りがギリギリだ。

カルシウムリアクタからの排水はpH=6.7,KH=24だった。
KHは高いことが予想できたので通常は5mlのサンプル水に対して試薬を滴下していくが、半量の2.5mlのサンプル水にして1滴落とすごとにKHが2上がると言うことで測定した。
これで12滴=24という訳だ。

バイオペレットは未だ半分位が浮いている。
ZEObakを4滴、ZEOStart3を4滴入れた。
BIO-MATEは添加しなかった。

リン酸吸着剤を取り出してしまったのでリン酸値の上昇が心配だったが、測定結果は0.132ppmと昨日の測定値である0.144ppmより下がっていた。
NO3は、昨日は20ppmに近い色だったが今日は10ppmに近い色になった。
いずれもバイオペレットが立ち上がったのではなくZEO添加剤の効果ではないかと思う。

カルシウムリアクタ派と添加剤派が居る。
添加剤派はオリジナル添加剤などを売っている関係の人だ。
ウチの添加剤は安くてイオンバランスを崩さなくて良いですよ、カルシウムリアクタは調整が難しいですよ、機材コストがかかりますよと書く。
しかし中身が何であるかは書かれていない。
イオンバランスを崩さないものなど無いと言っても良いのに。
水槽に何かを入れることは簡単だ。
しかしその入れたものを抜くのは大変である。
100%換水など出来ないわけだから、徐々に濃度を下げるしかない。

カルシウムリアクタの調整は、私の感覚からすれば難しくはない。
水槽水のKHが9〜10前後になるようにカルシウムリアクタからの排水量を調整すれば良い。
これでカルシウムもマグネシウムもストロンチウムも良いレベルになるはずだ。

添加剤の場合は水槽水の水質チェック→添加剤投入→水質チェックと安定するまで繰り返すのが面倒だ。
Ca添加剤ならCaを測り、Mg添加剤ならMgを測り添加量を決める。
KH上昇剤は重曹、Ph上昇剤は水酸化カルシウム、Mg上昇剤は炭酸マグネシウムみたいな…
添加剤ではKHを上げることが難しい。
なので添加剤派の人は、KHが高くても意味は無いから6〜7がちょうど良いという。

カルシウムリアクタを使っていてもCaだけが低いなどの場合は添加剤で補えば良い。
どちらが良いかと言うことではなく、カルシウムリアクタをメインにして添加剤を調整用に使う。
KHを10位で維持しCa濃度を400ppm以上にするとミドリイシの成長も石灰藻の付着も目に見えて早くなる。
ただしミドリイシの成長を早くすると先端が曲がったり細くなったりする。

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