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海水水槽:スキマーのポンプ交換と水の流れ


  • Posted by: F&F
  • 2019年3月 1日 11:07

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フリーハンドの画が見にくくて申し訳ない…
青の矢印がノーマルポンプの状態を表したものだ。

ポンプからスキマー本体に入った泡はほぼ上方向に登っていく。
反対側の壁面に到達した泡は壁面に沿って筒内を回転するように移動する。
排水パイプ方向には殆ど泡が行かない。

赤の矢印はDCポンプに変更後だ。
とにかく水量が多いのでスキマーの筒は泡だらけになる。
気泡の浮力よりも水流が強いので一部の泡は下に流されて配水管から放出される。
水流が強いので泡は筒の反対側の壁面まで到達し、そこで左右に分かれて筒内を回転する。
半周回転した泡は再びポンプからの水流に乗って移動するという感じだ。

排水バルブは写真右側のT型の塩ビ管パーツで、このT型を外して水位を下げている。
しかしそれでもノーマル水位程度までしか下がらない。
もう少し水位を下げればより濃い排水が取れると思う。

ノーマルポンプの場合は排水バルブを4/6まで閉めた時に同じ程度の水面だった。
水量は測っていないがモータの定格吐出量の半分としても毎時2t位にはなるのでノーマルモータの2倍だ。
全水量の10倍だから、1時間に10回転だとは喜べない。
揚水ポンプの能力が、定格だとしても揚程を考えると毎時1.8tしかない。
更に配管だとかクーラだとかを通るのでその半分程度にまで落ちる可能性がある。

ノーマルモータの時にはスキマーの排水量よりも揚水ポンプの排水量の方が多かった。
スキマーで水を移動するように配置してもスキマーセクションの水位は下がらなかった。
しかしモータ交換後に同じ事をやるとスキマーセクションの水位はどんどん下がっていく。
オーバフローしてくる水の量の方が、スキマーのポンプの排水量より少ないからだ。

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