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綿埃には強いが砂埃には弱い


  • Posted by: F&F
  • 2019年3月 1日 12:07

ダイソンのコードレス掃除機でクルマの掃除をする。
吸引力が変わらないのはダイソンだけ、の謳い文句を実現するにはこまめな掃除が必須である。

部屋の掃除などでの綿埃は質量が軽いのと、繊維などは互いに絡まって体積が大きくなるので渦で分離される。
しかし砂埃や粉塵的なものは粒状が細かくて比重が大きいので分離できない。
結果としてモータの手前にあるフィルタが詰まってしまう。
このフィルタは水洗可能だが、乾きにくいので困る。
仕方が無いので他の掃除機で埃を吸い取る。
本体内にも粉塵が溜まるので、これはエアーで吹き飛ばす。
エアで吹くと細かな粉塵が大量に出てくる。
渦を作り出すコーン状の部分には大量の粉塵が付着しているのだ。
こうした手間をかけて吸引力は元に戻るのである。

コーン状の部分は水洗禁止となっているが、それは水が抜けにくい構造だからだ。
水を入れて壊れる話ではないので、ダイソン掃除機を2ヶ月も使ったらマジックリンなどアルカリ洗剤をたっぷりかけて水洗してみると良い。
完全に乾くまでドライヤーなどで温風を吹き付けたりと苦労はする(エアが使えるなら一発完了)が、吸引力は復活する。

フィルタ掃除機であれば、ゴミの溜まったフィルタを捨てればメンテナンス完了だ。
何と手軽な事か。
フィルタバッグはそのままゴミ箱に捨てる事が出来るのだが、ダイソンのカップをゴミ箱の上で開放すればゴミが飛び散る事になっている。

砂埃などのあるクルマの掃除に使わなければメンテナンスサイクルは長くなるのだが、現状コードレス掃除機はダイソンしかないのでつい使ってしまう。
細かな砂は吸ってくれるが、絶対的吸引力が弱いので砂利レベルのものは吸い込めない。
コード式掃除機で消費電力900W程度のものの吸い込み仕事量は500W前後だが、サイクロン式となると消費電力は変わらず吸い込み仕事量は200W程度になる。
渦を作り出すために、いかに多くのパワーが必要かを物語っている。

   

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