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映画館はスクリーンから発光パネルへ


  • Posted by: F&F
  • 2019年3月 3日 13:07

映画館と言えば巨大なスクリーンに映し出される画像を見るものだ。
その投影機もフィルム型のアナログ式からレーザープロジェクタを使用したものなど様々である。

さらに昨年頃から普及しはじめたのがスクリーンではなくLEDパネルにした自発光式の画面である。
解像度が4k程度と低い事とコストが高い(〜1億円位)欠点はあるものの、プロジェクタ方式よりも長寿命が期待できる。

ただし部分的に破壊が起きると映画は台無しになる。
プロジェクタ方式の場合は予備機があれば済むのだが、LEDパネルは交換以外に直す方法がない。
解像度が高ければ1ドットや2ドットの不点灯は誤魔化せるが、パネルのブロック単位で故障するとアウトだ。
この辺りの信頼性がどうなのかも気になる所である。

プロジェクタが必要ない事で、映画館には必須であった映写室が不要になる。
このため建物の設計自由度が増すなどのメリットもあるという。
まあ映写室は不要になっても、LEDパネルを駆動するための機器を置く場所が必要になるので同じだと思う。
消費電力がどのくらいなのかは不明ながらもキロワット級の電源が必要になるのは間違いない。

今後更に解像度が上がり、コストが下がれば一般的になってくる可能性もある。

   

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