林道を行ってみる(4)

道だか川だか分からない部分を何とかクリアした。
やがて道と川が分離し、道幅は1mくらいしかないが川底ではない、明らかに道として存在している。

しかし増水すればそこも川なのか、大きな石がゴロゴロしていて走りにくい。
周りの山が高くなってきたと言うことは、かなり低い所まで下りてきているはずだ。
歩くような速度でしか走れないので道が長い。

川はより低い所を流れ、道路は少し高い位置になる。
干上がっていた川だがこの辺りは豊富な水量になっている。
川を渡る橋、ではないな、砂防ダムのようなものがあった。
通れることは通れるが、川の水が全面を覆うように流れている。

川は渡らず直進する。
しばらく走ると鳥居がある。
神社？
小さな社のようなものも見える。
そして道路の合流地点、最初の道のもう一カ所の分岐点から続いていると思われる道だ。

ここを逆から登ってみようかと途中まで行ったのだが、ゴロゴロの岩道を上っていくことは不可能だった。
下りであれば何とかなりそうだが、上りは無理だ。

この道と合流してからはかなり道路っぽい道路になり、そして舗装路となった。
山の斜面には椎茸栽培の木々が山となって積まれている。
山を抜けると椎茸農家と思われる家が点在するようになり、やがて国道に出た。