又プリウスかの声、公園に突っ込んだ車

ドライバーは65歳、高齢者と言うほど高齢でもない。
ドライバーは車が突然急発進したと言っているらしい。

シフトノブの誤操作か、ペダルの踏み間違いだろうとは思うが、こう事故が多いと車が勝手に暴走する構造なのではないかと思ってしまう。
シフト操作を普通の車同様にするだけで、停止からの誤発進や暴走の半分は防げるのではないか。
現状のシフトノブは常に同じ位置にあるので見た目や手で触った限りでは、どのポジションに入っているのかが分からない。
(ギアポジションインジケータを見れば分かる)
慣れられる人はこれで良いとして、特に高齢者には無理がある。

旧ソアラのウインカーレバーもそうなのだが、トヨタは人間工学を無視している。
このウインカーレバーもプリウスのシフトレバー同様で、レバー位置は常にセンターにあって分かりにくかった。

ジャガーなど一部の車はダイヤル式のシフトノブだ。
回転位置によって現在どのポジションなのかが分かる。
ベンツの一部車種はコラムシフト的レバーだ。
これも、その位置によってポジションが分かる。

TOMSはボタン式の改造キットを出している。
ボタンは押した箇所が光るようになっているので、現在どのポジションなのかが直感的に分かる。

2016年にプロドライバーの運転するプリウスが暴走し大事故を起こした。
2017年には高齢者の運転する自動ブレーキ付きプリウスが暴走して事故を起こしている。
いずれも車両に異常なしと判断したのはトヨタだ。

雑記でも触れたが、トヨタは異例のレトロフィットキットをプリウス向けに販売している。
しかし販売程度では甘い。
全車回収のリコール扱いにすべきだ。
これだけ事故が多く、保険料率も上がっている車を野放しにしているのは問題だ。
海外でもプリウスには近づくな的なことを言われている。

確かにペダルの踏み間違いはドライバーのせいかもしれない。
アクセルペダルとブレーキペダルの配置は間違っていない。
車としては普通に作られているとトヨタは言うのだろう。
では何故暴走事故が多いのか？
安全第二のトヨタとしては、そんな事は知らないよ、ドライバーに聞いてくれと言うはずだ。
ならばレトロフィットキットを出したのは？

レトロフィットキットを出したところでプリウス乗りはこう言うはずだ「俺には関係ない、俺はペダルを踏み間違えない」。
そう思って対策を行わないので事故が起きる。
だからリコールすべきなのだ。

今回の事故では園児を守ろうとした保育士の方が重傷を負っている。
プリウスのドライバーは逮捕された。
池袋で2人をひき殺した上級国民は逮捕されない。