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海水水槽:鉄系吸着剤を甘く見てはいけない


  • Posted by: F&F
  • 2019年5月27日 11:08

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バイオペレット実験、鉄系リン酸吸着剤実験で結構疲れた。
リン酸値は下げたいが思うようには下がってくれない。

リン酸値が下がらないのはまあ仕方が無いとして、海藻が枯れたのは残念だ。
キイロハギ達の餌が減ってしまう。
加えてスキマーのDCポンプから音が出始めている。
たまにゴゴッみたいな音がする。
トラブルが一度に起こると気持ちが落ちるなぁ。

リン酸値を下げたいのはコケ問題もある。
ガラス面に付くコケを3日に1回位は掃除しなければならない。
横浜時代は週に1回位の掃除で良かったのに。

SPSを入れているわけではないので極限まで栄養塩を下げる必要はない。
でもコケのことを考えるとリン酸塩は0.05ppm位にはしたいと思う。

NPバクトバランスでNO3はゼロまで下げられる事は分かった。
現在はNPバクトバランスを0.5ml/Dayで添加して0.25ppm位(ごくわずかに試薬で色が付く程度)となっている。
海藻類などのことを考えればこのくらいで良いだろう。

翠水の二価の鉄を過剰添加すればリン酸値は下がる。
15ml/Dayで入れていたのだが、これを入れると水槽水の透明度が下がるのが難点だ。
不溶性のリン酸鉄か何かになって水中を漂うのか。
15ml/Dayの添加で鉄濃度は0.08ppm前後で安定していたが、これは7.5ml/Dayに変更した。
7.5mlの添加だと鉄濃度は0.45ppmになる筈なのだが、リン酸の固定に使われて減少するのだろう。
他の物質のない状態&消費のない状態での添加であれば、1ml/Dayの量で鉄濃度は0.06ppmが維持できるはずだ。

リキッドフォスフェイトリムーバーを再度試すかなぁ。
リン酸値が高い時には景気よく下がってくれるのだが、0.1ppm以下にするのが難しい。

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