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需要とスマートフォン価格の関係は見えてくるのか


  • Posted by: F&F
  • 2019年6月10日 13:08

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一昨日も書いたがXperia1の実質価格はソフトバンクが最も安い。
公表されている端末販売数はトップがドコモであり2番目がソフトバンクだ。

加入者数から行けばauが2位に付けて妥当なのだが、ソフトバンクの端末販売数量はドコモに迫るものがある。
ソフトバンクの端末販売数はSprint向けも含んでいるのか。

Xperia1の実質価格はドコモが最も高く、下取りプランでの価格は68,688円である。
定価は安いがキャッシュバックなどが行われないためだ。
最も安価なソフトバンクの実質価格は43,160円と、ドコモとの差は2.5万円を超える。
これはソフトバンクが2.5万円のキャッシュバック戦略を採るためだ。

ソフトバンク回線でiPhoneを使う人はいるが、Androidを使う人は余り居ない。
これを以て孫さんは、Androidスマートフォン販売数の伸び率はソフトバンクがトップだと唾を飛ばした。
確かに。
なにしろAndroidを使っている加入者が殆どいないのだから、例え1万台でも売れれば急成長になる。
そのiPhone利用者にしても、今秋から予定されている縛りの解約違約金低廉化で解約が進む可能性はある。
解約を阻止するためにはスマートフォンのローン残を作るのが有効であり、よって価格を抑えなければならない。

ドコモの場合は、まあこのくらい売れるだろうという数量を発注し、そのうち売れるだろうと思っているから価格は気にしない。
過去のモデルの在庫の山をみれば、多少売れ残ったところで俺には関係ないし。
と、思うところが電電公社時代のDNAなのだ。

Xperia1の販売価格に面白さは無いというか、それでも転売屋や逆輸入屋は儲かったという。
ユニクロ×KAWSの騒ぎには遠く及ばないものの、イギリスや香港に買い付けに行く人たちも多かったという。
逆輸入屋は約100台を仕入れ、数日で完売したそうだ。
出荷台数の少ないグレーカラーモデルを「発売が延期になった」と書いているところもあるが、元々の出荷台数が(不人気を予想して?)少なかったために在庫切れが起きたのだとか。
日本人や中国人バイヤーの買い占めからか、一部の国や地域では既に在庫切れが起きている。
これを以て売れていると判断は出来ない。
ここ最近のSONY人気低迷で、出荷台数そのものを絞っていたかも知れない。

Xperia1転売よりも、やはり気になるのはiPhoneの売り方だ。
MNO各社が安売りをすれば転売屋にたかられる。

あと3ヶ月もすれば発売されるというのに、話題は年々減少している。
今年のiPhoneはXIになるのだとか。
iPhoneも3眼カメラになり光学ズーム搭載の噂もあるが、噂と言うより希望か。
四角の枠の中の3つのカメラレンズ、これは四角いベゼルの中心を軸として回転する←嘘ですよ、ウソ。

インタフェース端子はUSB-Cを望む声が多いが、従来同様Lightning説も根強い。
3D Touchは廃止?評判の良くないFaceID対策でディスプレイ内指紋認証で復活?
ディスプレイの切り欠き、ノッチが中国では不評だとか。
米中貿易摩擦の影響で少なからず影響を受けるiPhone、中国人好みにノッチを無くす?
ノッチは縦画面で見るには良いが横画面では無駄な部分が目立つから駄目なのだという。
特徴あるデザインも実用的でなければダメという、ユーザの見る目の厳しさ。

価格は2018年モデル並だと予想されている。
シェア減少の中での値上げは難しいという判断からだ。

   

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