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海水水槽:pHコントロールと水酸化カルシウム


  • Posted by: F&F
  • 2019年6月11日 11:10

pH変動を少なくするためにはKHを上げれば良い。
他に水酸化カルシウムや水酸化マグネシウムでpHを上げる手もある。

いずれも溶けにくい物質なので、そのまま入れると沈殿する。
流れのある場所に入れると徐々に溶けてpHとカルシウム或いはマグネシウム濃度が上がる。

水酸化ナトリウムは水に良く溶けるので、少し入れればすぐにpHが上がる。
入れすぎると大変なので、3粒くらい入れて様子を見た方が良い。
水流のある場所に入れないと局部的にpHが上昇して沈殿などが起きる。
サンプ槽の水流のある場所やプロテインスキマーの中に放り込むのが良い。

添加剤を使用している場合は塩化物も増えているはずだ。
水酸化○○は水に溶けにくいが、塩化○○は良く溶ける。
良く溶けるのは良いのだが、塩化物が残ってしまう。
そこに水酸化ナトリウムを入れると塩が出来るので比重が上がる。
まあ、そんなに大量に入れないと思うけど。

塩分が濃くなるという事は、相対的に他の成分が薄くなる事になる。
結局塩化物を入れてしまうと、換水によるバランスの適正化以外では元に戻す事が難しいわけだ。

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