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Android9のディープスリープ問題(6)


  • Posted by: F&F
  • 2019年6月12日 13:10

AndroidOSは何故効果もないDOZEモードを実装し続けるのか。
今実装をやめたら効果がなかった事を認めるようなものであり、それはGoogle的には許されないとでも言うのか。

役に立たないばかりかデメリットばかりが目立つDOZEモードよりも、現在も実装されている「バッテリを消費するアプリ」の機能を拡張した方が良い。

バッテリを消費するアプリを4つに分ける。
フォアグラウンドで実行中にバッテリを消費するアプリ→ゲームなどがこれに相当するだろう
バックグラウンドで実行中にバッテリを消費するアプリ→事業者アプリやGoogleアプリがこれに相当するはずだ
フォアグラウンドで実行中に多くの通信が発生するアプリ→ブラウザやSNSなどがこれに相当するだろう
バックグラウンドで実行中に多くの通信が発生するアプリ→事業者アプリやGoogleアプリがこれに相当するはずだ

これを元に何が悪いのかを判断し、どうするかは利用者に委ねる。
バッテリを消費しても使いたいアプリは使えば良いし、不要なものは削除すれば良い。
勿論Googleアプリや事業者アプリは削除の出来ないものが多いが、悪者は悪者として認識できる事は大切だ。

現状のオンボロDOZEで困っている人はMailの着信が遅延するとかIP電話が着信しないとかだ。
IP電話に関してはスマートフォン側だけが悪い訳ではない事もある。
一部のMVNO事業者ではアイドル状態で通信を遮断してしまうのだそうだ。
IMAP IDLE的にコネクションを維持する仕組みはあるとは思うのだが、事業者側が切断してくるのではどうしようもない。
K-9などのコネクション維持のためのハートビートの間隔を短く設定するなどすれば解決は出来るが、バッテリ消費量は増える。

Googleの考え方は、メールlはスマートフォンを手に取ったときに見れば良いというものだと思う。
iPhoneに不在着信表示がないのもその為だろう。
しかし一般的な日本人だとメールが来たから内容をチェックする、になる。
この考え方の違いがある以上、Gmailの着信正常化を期待するのは無理だ。

DOZEを無効化せず、バッテリを消費せず着信を受けたいならば、その着信をLINEやSMSに転送するサービスを使うしかない。

   

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