スマートフォン：性能は2年で2倍になったのか？

スマートフォンの処理能力は年々高くなっている。
これまで、2年ごとに買い換えているがAntutuスコアは2年でほぼ2倍になっている。

Antutuはバージョンによってスコアが異なるので、Xperia XZ PremiumとXperia1を同じバージョンのAntutuで測った。
Xperia XZ Premiumが約20万なのに対してXperia1は34万であり、1.5倍にもなっていない。
そろそろ限界が見えてきているのだろうか。

もっともベンチマークテストはCPUやGPUその他ハードウエア性能だけを測っているわけではない。
OSのオーバヘッドなども関係してくる。
SAMSUNGやHUAWEIはベンチマークテスト用のチューニングを行い、スコアを稼いだ。
だが早々にバレて恥をかくことになる。

AntutuのスコアではApple製が優秀で、A12プロセッサにSnapdragon855がやっと追いついたという所だ。
ただハイスコアを叩き出しているSnapdragon855搭載機は中国製であり、インチキチューニングの疑いも残る。
Xperia Z4からXperia XZ Premiumに変更したときには速度の違いが実感できた。
しかしXperia XZ PremiumからXperia1では明確な違いを感じにくい。
ゲームなどをやっている人は別として、普通に使う分にはXperia XZ Premiumの処理速度で十分なのだ。

Antutu動作時の発熱はXperia1の方が少なかった。

Snapdragon855はAI性能を強化したと言われる。
これの恩恵かどうか、指紋認証の認識率が良くなった気がする。
あくまでも気がするレベルだが。
カメラ機能の瞳オートフォーカスがこれを使っているか否かは知らない。

昨日ソフトウエアアップデートがあった。
アップデートするとドコモ位置情報をONにしろと通知が来た。
不審に思ってマイパッケージアプリを起動すると、ドコモ位置情報とドコモ位置情報SUBが生き返っていた。
勿論すぐにadbで無効化したのだが、ソフトウエアアップデートで(無効化したアプリが)生き返ると言うことだ。