Home > スマートフォン:消えていくアプリと独自公開

スマートフォン:消えていくアプリと独自公開


  • Posted by: F&F
  • 2019年6月21日 12:09

少し前に電話の誤発信防止アプリに関して書いた。
Google意向により通話に関する処理をフックすることが出来なくなり、アプリが実現できなくなったそうだ。

その為、従来の誤発信防止アプリは自動アップデートが行われて全く別のアプリに入れ替えられた。
この、アップデートで別のアプリに入れ替えてしまう手法はマルウエアの配布などでも使われる。
勿論誤発信防止アプリの自動アップデートはそのような目的ではなく、既に公開されているものを使えなくすることが目的だった。
Google様に逆らえないのは、以前の広告の話でも振れたとおりである。
過去に遡って新規約は適用されるので、そのメンテたるや非常に大変だ。

誤発信防止のアプリがAndroidOS上使えなくなったわけではなく、単にGoogleがダメだと言っているだけだ。
そこで作者は誤発信防止アプリを独自公開して配布した。

同じ事はいくつかのアプリでも行われている。
これまで便利に使っていたWiFi Manager(ウィジェットでWi-FiのON/OFFが出来、理論速度やIPアドレス、SSIDなどが表示されるもの)もGooglePlayから消えた。
消えたWiFi Managerも、制作者のページでは公開されている。
何故独自公開したのかに関しては書かれていないようだが、GooglePlayには公開しないよとだけ書かれていた。
これが何らかの基準に反するものなのか、或いはテストではじかれたのかは定かではない。
Androidのアプリは悪い事をしようと思えばいくらでも可能なわけで、その危険性のあるアプリは排除されてしまう可能性もある。

Youtubeでも自動チェックではじかれる動画が多くあるという。
子供が映っているものはダメだとも言われる。
これらは自動チェックなので、チェックシステムがボロだと正常なものもはじかれてしまう。
ストリートビューで表札や人物の顔以外にもボカしがかけられている部分があるが、それもGoogle謹製AIの判断ミスだと言える。

apkpureというサイトがある。
https://apkpure.com/jp/
非GooglePlayスマートフォンでの利用に便利だと言われている。
非GooglePlayスマートフォンは、当然ながらGooglePlayにはアクセスできないのでアプリの入手が面倒になる。
GooglePlay対応とするためにはGoogleの定める一定の基準をパスする必要があり、廉価なスマートフォンや簡易なものはGooglePlay非対応としているモデルもある。
apkpureのアプリはオリジナルから変更はされていないと言われるが、絶対安全かというとこれは不明だ。
ただ、少なくともGooglePlayに無い、あるいは日本ではダウンロードできない(地域制限がかかっている)アプリを入手することが出来る。

   

Comments:0

コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。

サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。

登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント フォーム
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。

Home > スマートフォン:消えていくアプリと独自公開



VC