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海水水槽:活性アルミナ吸着材の再生


  • Posted by: F&F
  • 2019年8月19日 11:11

リン酸塩低減に活性アルミナ系吸着剤を使用している。
一つはカミハタ扱いのフォスフェイトリムーバーであり、もう一つはシーケムのフォスガードだ。

これら活性アルミナ系吸着剤は横浜時代にも使用していた。
横浜時代には工業用の活性アルミナ吸着剤を安く買ってきた。

吸着剤の吸着量が飽和に達すると当然吸着しなくなる。
そこで再生を行うわけで、横浜時代ではオーブンで加熱する方法を採った。
300℃〜350℃に加熱する事で吸着した物質を放出する。
その後徐々に冷まして再使用する。

加熱法以外の化学的処理としては、希硝酸液(濃度数%)に含浸する方法や硫酸アルミニウム液に含浸する方法がある。
海水水槽用のリン酸吸着剤としてどの方法が良いのか確かめてみたくなる。

以前に使用してタカノハヅタやイチイヅタが溶け、使用を中止したのが鉄系のリン酸吸着剤だ。
その後海藻は育っていたのだが、やがてウミブドウに覆われるようになりかなり減ってしまった。
ウミブドウの繁殖は他の海藻の光を遮るからなのか、或いは天然海水での換水頻度を上げて以前よりも低栄養塩になった為なのか、
タカノハヅタやイチイヅタはキイロハギやエビが食べてしまう事もあり、更にはウミブドウの増加に負ける形で徐々に姿を消した。
最初に入れたマユハキモという海藻はNO3:PO4-xの添加で溶けてしまった。

現在はタカノハヅタが少しと、後は大量のウミブドウが水槽内を占有する勢いだ。
ウミブドウは強そうなので、サイド鉄系リン酸吸着剤を試してみようかとも思う。
鉄系リン酸吸着剤は水酸化ナトリウム溶液で再生使用が出来る。

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