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コウモリが戻ってきた、それも大量に


  • Posted by: F&F
  • 2019年8月19日 12:11

防蟻剤をまいた事で姿を消していたコウモリだが、昨年はほんの少しだけ見かけた。
そして今年は沢山のコウモリ家族?が居着いている。

コウモリは益虫とされていた時代があり、鳥獣保護法で守られている。
コウモリをむやみに殺すと1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられる。
と言っても近年ではネズミ同様に病原菌を媒介するなどで害獣扱いされる面もあり、駆除業者が存在する。
業者もコウモリを捕獲したりせず、追い払う事で法への抵触を避けている。

コウモリが法により保護されているのは、デング熱や日本脳炎など蚊が媒介するその蚊を食ってくれたからだ。
蚊を絶滅に追い込むのは大変だが、コウモリが1匹いれば相当数の蚊を食ってくれる。
日本脳炎は昭和20年代に多発し、数千人が亡くなったとの事だ。

日本のコウモリを飼う場合は許可を取る必要がある。
コウモリはビロードの手触り、でもないけれど中々触り心地が良いらしい。
ただコウモリにむやみに触るのは、病原菌などを持っている可能性があるので危険だ。

コウモリは蚊や蛾を食べてくれるので、私としては有り難い。
コウモリは騒ぎもしないし人間に危害を加えるわけでもない。
ただしコウモリの糞は厄介である。
定期的に消石灰をまくなどしないと、そこから害虫が発生するかも知れない。
唯一助かるのは同じ場所でしか糞をしない習性があると言う事だ。
コウモリが糞をする場所は狭い範囲に限られるので、そこに消石灰をまけば良い。

ウチの場合は床下がカラカラに乾燥しているので、ハエやウジが増える事はないが消石灰はまいた。
アルカリ性の消石灰によって雑菌もカビも繁殖出来なくなる。

コウモリは猛禽類や蛇が天敵であり、それらが近づきにくい人家をねぐらにする。
人間によってコウモリが守られる事を知っているのだ。
今年は蛾の発生が多かったのでコウモリたちの食料は豊富だったと言える。
コウモリは秋頃出産して増えるそうだ。
ただし自然の中では食糧事情もあるので爆発的に増えたりはしない。

床下に住み着いているコウモリは、2家族推定10匹である。
何故2家族かというと、住んでいる床下の区画が異なるからだ。

   

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