楽天モバイルサービスイン出来ず

「楽天の携帯本格参入は来春に　基地局遅れで半年延期」と日経が伝えた。
総務省はこれまで3度の行政指導をしたが、ダメだった。

楽天は総務省から行政指導を受けた後の決算の場で「現在の基地局の建設について大きな遅れなどはなく、計画は順調に推移しており10月の「ホップ」の開始にむけて作業が進んでいる」と言っていた。
そんな三木谷氏の言葉に総務省が反応したのか、楽天に行政指導を行ったと公表した。
計画の2割にも達しない進捗率だというのに、何が順調なのかと総務省は怒りまくったわけだ。
今までは総務省と余りつながりがなかったので、三木谷氏の嘘つき具合を知らなかったのだろう。

孫さんなら言い訳やこじつけで逃げ切れるのだが、三木谷さんにそれは出来ない。
この辺りがたたき上げとサラブレッドの違いである。

楽天の参入延期で既存事業者は現行の料金通りで行くのだろうか？
楽天の料金を見た上で決めると、ドコモもauも言っていた。
その楽天が「無料でやります」というのだからMNO各社は何も動けない。
楽天は5千人規模にタダで使わせると言っているが、従業員の一部に持たせるか名義を借りる位だろう。

半年後に果たして使えるレベルになっているのか、それとも又半年延期しますというのか。

話は変わって昨日の電車事故の話だが、テレ朝の報道が酷い。
列車の運転手が悪いかのような言い方だ。
運転士暦が1年1ヶ月だからとか、ブレーキが間に合わなかったとか。
120km/hで走行する電車を止めるのに一体どれだけの距離が必要かも分からないのだ。
原稿書きは無知、現場のカメラマンは警察に再三注意されても線路内から立ち退かない。

運転士は非常信号を見て非常ブレーキをかけたそうだ。
信号機は踏切の340m手前にあるとの事だが、カーブになっているのでどの位手前からその信号が見えるのか？
もしも300m手前で信号が見えていて、非常ブレーキを1秒以内にかければ衝突は回避出来たかも知れない。
なお一般の信号機の視認可能距離は600m、ただし直線路意外では200m以上が規定だそうだ。

京急は先頭車がモーター付きなので質量があり、衝突時に脱線をしにくいそうだ。
後ろの車両が重く先頭車両の軽い構成だと、もっと被害は大きくなっていたかも知れない。

あのトラック、どこからあの道に入ってきたのだろう。
一つ横浜側の駅が仲木戸で、そこからなら入れるような気がするが何故？
道はやがて狭くなり一方通行になるが、そこで気づいてももはや広い道には出られない。
道幅は3m位なのでトラックは向きを変えられない。
リアのオーバハングで建造物を壊してしまう。