ジムニー：ステムシールを組み付ける

ステムシールは簡単に付ける事が出来る。
古いものは外すのに苦労したが、新しいものは指でぐっと押し込めばすぽっと入る。

ステムシールが組めたのでバルブを取り付けていく。
ここで一番面倒なのがコッターの取り付けた。
外す時は磁石で引き上げたので何と言う事は無かったが、付ける時はピンセットでつまんでと面倒なのだ。

普通のバルブスプリングコンプレッサより今回使用したものの方が簡単と言えば簡単だ。
確かに使用の制限、爪が引っかからないとダメだとかストロークが短いなどはあるが、片側で操作が完結するので楽だ。

悪戦苦闘と言うほどでもないが、そこそこ時間がかかって取り付けを完了した。
固めのグリスをコッターに付けて接着剤代わりにし、落ちすぎないようにしながら組んでいった。
ヘッドは中途半端にではあるがアルカリ洗浄液に浸けた。
真っ黄色にオイルや消していたヘッドが、ピカピカのアルミ色になった。
浸けていたのは1〜2時間だと思う。

ここまで来ればヘッドを乗せて、古いボルトで仮止めしてホース類を接続してしまう事が出来る。
ヘッドボルトは明日発送予定となっている。
コメントで頂いたが、九州豪雨の影響も関係しているのかも知れない。
市場に部品が不足すると、例えどこかに在庫があったとしても取り合いが起きて納期が遅延する。

ヘッドを乗せようと思ったらノックピンが1個無い…
昨日だったか、外れているなと思って付けたのだが又外れたんだ。
で、そいつがどこかに転がっていったか見つからない。
無くなるのは良いが(いや、良くないけど)見つからないのは気持ちが悪い。
ヘッドのどこかにくっついている、と言うほど小さなものでもないしなぁ。
ヘッドは振ってみたが音すらしなかった。
というか、バルブの穴から入るほど小さなものでもないし。

仕方ないからMonotaROで買うか、と思ったら入手出来るのが4日後である。
ならばディーラに頼もうか。
電話で注文し、部品センターに在庫があれば明日には手に入る。

しかし悔しいなぁ。
何度探しても見つからない。
捨てるものは捨てるものとしてまとめているので、間違って捨てる事はない。
うーん、悔しい。