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楽天モバイルの言い訳が酷い


  • Posted by: F&F
  • 2019年9月 7日 13:09

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三木谷氏は、半年遅延だとの報道があるがそうではないと語った。
基地局設置は計画通り進んでいるという。

若干時間はかかったが高品質なものが出来ていると語る。
計画通りに進んでいるという事は、総務省に提出した計画書の方がウソだった事になる。
総務省には免許を貰うための書類を提出し、実は社内では別の計画が進行していたと。
こんな事をやっているから総務省を敵に回すのだ。

料金プランに関する発表はなかった。
ソフトバンクの迷走期同様、何をどうして良いか分からないのだろう。
料金プランは決められないが、楽天の存在を既存MNO各社が気にしている、それだけインパクトがあるのだと言ってみる。

5千人規模での実証実験にしても、本来はサービスインまでにクリアしておく事項だ。
しかし品質テストやエリア調査には非常にコストがかかる。
そこで無料トライアルと銘打ったベータテストを一般人を使って行う。
いや、一般人ではなく従業員の一部かも知れないけど。
今の時代、ヘタにテストを頼むとSNSなどにすぐ暴露されてしまう。

試験運用は来年3月まで続けるそうだ。
一方で三木谷氏は、商用サービスの開始は「1カ月後かもしれないし、3ヶ月後かもしれない」とする。
試験運用しながら商用サービスをはじめる?
もはや言っていることがめちゃくちゃだ。
三木谷氏は、現状で100%稼働しているが立場上不確定なことは言えないのでとも言う。
いや、100%なら不確定じゃないし。

現状と来春までの基地局数はと石川氏が質問すると「十分な数だ」と答えるに止まった。
予定通りなら数字を言うはずなので、進捗状況は余りよろしくないのだろう。
読売新聞の記者からiPhoneはどうなのかと聞かれると「えーと、あっあいふぉんに関しては、ち、ちょっと、ノノノーコメントと言いますかですね、えー、ととと特定の、あ、その、メーカーさんの」との焦りまくる姿があった。

現状の楽天の技術力はソフトバンク以下である。
ソフトバンクは技術を持たない事はメリットになり得ると豪語していたが、一方で技術者集めを行っていた。
EMにしてもWILLCOMにしても、企業ごと買うのは良いが優秀な技術者はさっさと逃げ出してしまった。
孫さんに気に入らなければ何一つ出来ないという、社内体制というか体質に希望を失ったのだ。
それでもソフトバンクは通信系の経験が皆無ではなかった。
孫さんもそれなりに勉強したし、何よりVodafoneの資産があった。

だが楽天はそうではない。
MVNOを買収したところで、利用者数は増えるが技術者は増えない。
技術もない、経験もない、ノウハウもないのが楽天モバイルだ。

商用サービスの開始時に店頭での申し込みは出来ないという。
スタッフへの教育などが間に合っていないそうだ。
これにしても、10月までに準備を整えておくことは出来なかったのだろうかと思う。
会見を見ていると、7Payの不正発覚時のそれを思い出す。
とにかく勉強していない。
会見で何を聞かれるかを想定していない。
真剣味が全く感じられないのだ。

   

Comments:1

レオナルドクマ博士 Author Profile Page 2019年9月 7日 23:00

こんなのが上場詐欺で金集め出来るのが、公務員主権の日本らしいですね。

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