ソーラーパネル燃える

昨日千葉県の水上ソーラー発電所で火災があった。
日中は太陽電池板からの出力があり、放水も中々出来ないという。

この発電施設は自然破壊で有名な京セラ系企業が行っている。
5万枚のパネルを水上に浮かべ、約13MWの出力を得る。
事業費や売り上げ計画等は公表されていない。
ダムを監理する水道局には年間約2千万円が、場所代として支払われるという。

浮上パネル群は海底に打ち込まれたアンカーとロープによって係留されている。
京セラ系企業は水深10mを超える池への設置はこれが初めてだったそうだ。
台風による風、それによる波などでアンカーが外れるなどしてソーラーパネル群が流されショートしたのだろう。
故障状況によっては電気分解が起きて有毒ガスの発生や生態系への影響が出る。

京セラ系は各所で問題を起こしている。
もう少しシッカリした工事と運営をしてほしいものだ。

電力つながりで、山に登ってくる道で送電線のグランドワイヤーに木が引っかかっている。
木の重さでグランドワイヤーが送電線より低い位置まで下がっている。
東京電力パワーグリッドに教えた方が良いかなと思い電話をしたがつながらない。
昨日の午前中はそれでも「このまましばらくお待ちください」だったのだが、夕方には「大変混み合っています」でブチッと切られた。
パワーグリッドにはメールでの報告が出来ないようなので、東京電力にメールを送ったが通じるのかなぁ。

東京電力は千葉県の大停電でそれどころではないかも知れない。
昨年は静岡県西部で大停電となり中部電力は今後同様の被害が出にくいような対策を講じるとした。
今年は高圧送電線の鉄塔が倒れたりした事で、千葉県では広域の停電が起きている。
高圧送電線は千葉県内約10万件に影響が出ているという。
高圧送電線以外の電柱倒壊などで最大約55万件が停電したようだ。
停電は昨年の静岡県同様に電柱が倒れたり飛翔体で電線が切れ、それが複数箇所に及んだために状況把握が出来ない、道路障害等で現場に行けないなどだ。
3.11の時同様にガソリンスタンドには長蛇の列だそうで、電力と冷房を車に求めた結果なのか？単に満タンにしておこうとの思いなのか？
ガソリンスタンドはガソリン売り切れで早期閉店するところもあるそうだ。
東京或いは神奈川県は普通だそうなので、何時間も列に並ぶよりは東京寄りの松戸市辺りとかアクアライン経由で川崎市に行った方が早いかも。

道路は各地で大渋滞、コンビニやスーパーから食料品が消える。
東京近郊での大停電なのだから影響は大きい。

停電が長引くと断水も発生する。
伊豆市でも一部停電が起きた地区では断水となり、給水車が出た模様だ。
千葉県でも断水している地域がある。
停電は徐々に解消に向かい、今日中の全面復旧を目指しているそうだ。
不便な生活ももう少しで解消すると思われる。