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ジムニー:アイドル時の負圧に変化あり


  • Posted by: F&F
  • 2019年10月 2日 13:09

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エンジンを組んだ直後、コンプレッションはバラす前の1MPaから0.9MPa程度に下がった。
アイドリング時の負圧も-40kPa程度だった。

エンジンを組んで500km位走っただろうか、アイドリング時の負圧が-55kPa位になった。
ボロボロのバルブだったが、多少は密着が良くなってきたのかも知れない。
コンプレッションも上がっているかも知れないが、面倒で測っていない。
インタークーラーなどを外さなければいけないし。

乗った感じは特に変わっていない。
過給しはじめるかどうかと言う回転数でトルクが上がった感じがするが、これは以前にも書いたようにPVCバルブを交換したからかも知れない。
この時期なので水温が上がる事も無く、その代わりと言ってはアレだがシフトショックが大きくなってきた。
これから寒くなると、特に1→2のシフトで過大なショックが出る。
少し走って温まるとマシになるので、エンジンスタートから暫くは1速に落ちないように運転する。
微速や一時停止しない限りは1速には落ちないので、速度を落とさないように走る。

吸入空気温度は真夏の60℃位から、今だと40℃前後にまで下がってきている。
ターボの場合は吸入空気温度の差に加えて、インタークーラーでどれだけ冷やすことが出来るかも変わってくる。
なのでターボ車は夏場のパワーダウンを大きく感じる。

気温が下がれば吸気温度も下がる、インタークーラーでの温度低下にも期待出来るようになる。
これに加えてクーラーを使う事も減ってきたので、夏場とのパワーの差は大きい。

吸入空気温度30度で過給圧が70kPa位だとするとターボチャージャーのコンプレッサ出口温度は100℃以上になる。
これをインタークーラーでどこまで冷やせるかで空気密度が変わり、エンジン出力が変わる。
インタークーラーの出口温度が60℃であれば空気の質量は1立方メートルで1.778kgだが、これが40℃に下がると1.8915kgになる。
過給せずに同じ空気密度を得ようとするならば、吸入空気温度を-80℃まで下げれば良い。



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