Home > 海水水槽:水流ポンプを考える

海水水槽:水流ポンプを考える


  • Posted by: F&F
  • 2019年10月17日 11:13

1910171104_308x271.jpg
現在水流ポンプを増やして7台も水槽に入っている。
従来の高静圧のDCポンプは、1台壊れたので残り3台だ。

これは主に水槽下部に設置している。
比較的小型なのでライブロックの影などに置く。
一つは水槽上部から真下に向けて水流を作っている。
水流の当たった場所は底砂が吹き飛んで底面が見えているが、それはそれで良いだろう。

DCポンプ3台以外の新設した4台はこんな感じのものだ。
https://amzn.to/2ZUBHGz
https://amzn.to/2HTRG1D
構造としてはマグネットモーターにプロペラが付いているもの、通常の遠心ポンプではローターが付くべき所にプロペラが付いている。
モータのシャフトが水中にあるわけではなく、モーターブロックとマグネットローターは完全に分離している。

能書きは"太い水流を作る"だ。
NEWA WAVE2では毎時3200リットルの水量があると言うが、遠心ポンプの吐出量とは全く違う。
遠心ポンプがヘアドライヤーの風(ドライヤーは軸流ファンだけど)だとすれば、水流ポンプは扇風機の風だ。
扇風機同様にプロペラが回っているだけなので静圧は低い。
水流は起こすことが出来るが静圧が低いので水槽内の水をぐるぐる回すほどの水流にはなり得ない。
水量こそ少ないが、静圧の高い遠心ポンプの方が周りの水を巻き込みながら強い水流を作ることが出来る。

プロペラ式水流ポンプは強く大きな流れを作ることは出来ないが、どんなものかと使ってみた次第だ。
ウチの水槽は短辺が50cm位なのだが、この50cmにやっと水流が届くかどうかと言うくらいの能力である。
消費電力が数ワットなのでこんなものだろう。
強い水流を遠心ポンプで作り、緩やかな流れをプロペラ式ポンプで作るのが良いような気がする。
水流が弱いのでサンゴに直接向けても大丈夫だし、イソギンチャクが流れてしまうこともない。

大型のものだと同じ構造で20W以上の消費電力のものもある。
直径が10cm位あるのでそこそこ大きいが、このくらいのものだと水流も強いと思うが邪魔だ。

にほんブログ村 観賞魚ブログ 海水魚へ
にほんブログ村



Comments:0

コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。

サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。

登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント フォーム
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。

Home > 海水水槽:水流ポンプを考える



VC