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ヘリコプター基地局で遭難者を捜索


  • Posted by: F&F
  • 2019年11月 7日 12:08

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KDDIが可搬型ナノセル基地局をヘリコプターに積み、遭難者の携帯電話を位置登録させるという。
これにより遭難者の位置の目安を付けることが出来る。

その場所が圏外の場合は概ねうまく働くと思うが、圏外の場合は携帯電話の電源を切る可能性が高い。
電源を切っておかないと、基地局スキャンモードになるので無駄にバッテリーを消費するからだ。

もしもそこが圏内だった場合は結構面倒だ。
その携帯電話が遭難者自身の所有物であり、遭難者の個人情報が特定出来た場合は、まずはその遭難者の接続基地局を見つける。
接続基地局が分かった場合で、遭難者の位置が分からなかった場合はヘリコプターナノセル局で捜索することになる。
しかし通常、電界強度の高い基地局に接続している場合は他の基地局にハンドオーバしようとしない。
なので接続基地局に、ヘリコプターナノセル局をスキャンするように移動局に指示を出し続けて貰う必要がある。

このケースは、携帯電話の電源が入っていて圏内だが遭難者が怪我をしていたり意識がないような場合だ。
或いは遭難者と携帯電話の位置が離れている場合も想定出来る。

いずれかの基地局に接続が出来た場合は、事業者はその携帯電話の位置情報を知ることが出来る。
GPSをOFFにしているとONに出来ない可能性もある(無理矢理ONに出来ると思うけど)が、バックドアみたいなものがあるから位置情報は分かる。
まあGoogleだって位置情報は持っているので、遭難者のGoogle IDが分かれば圏外になる直前の位置とその時間が分かる。

だから米国大統領はiPhoneを持たされたんだろうなぁ。
GoogleよりAppleの方が信頼されている訳か。



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