年末年始も普段通り営業

セブンイレブンは年末年始も通常通りの営業を行うように通達を出した。
度々問題となっている24時間営業に関しても、建前上はそれが必須ではないとした。

休業時間は23時〜翌7時までの最大8時間を可能とする。
従って24時間営業の拘束はないとするが、営業時間は一度決めたら1年間は変更出来ないそうだ。
年末年始も代わらず営業しているのは便利だが、お店を開けている方は大変だ。
深夜休業にしても、一度決めたら途中での変更を許さないとか、ロイヤリティの実質増額などが決められた。

深夜営業を中止すると人件費や光熱費が浮くので黒字になる場合がある。
特に深夜の来客数の少ない場所では、営業時間の短縮による経営の効率化が顕著だ。
だがそれを認めてしまっては24時間営業の店舗が減る。
そこでセブンイレブンは、深夜営業を中止して儲かった分を余計に吸い上げる。
深夜営業を中止した場合はロイヤリティを増額する。

フランチャイズの仕組みは会社に於ける経営陣と従業員と同じだと思う。
経営陣(セブンイレブン本社)だけが儲かってもダメで、何故なら会社を動かしているのは個々の従業員(各地の店舗)だからだ。
一時的に利益を上げたいのならば上納金をむしり取れば良い。
しかしそんな事は長くは続かない。