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海水水槽:テトラCR-3で加温してみる


  • Posted by: F&F
  • 2019年11月26日 11:11

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適合するホースがないので、ビニルテープを巻き付けて接続した。
圧力がかかるわけでもないので大丈夫だろう。

まずはクーリングファンをセットしない状態で電源を入れる。
ヒートシンクは冷えている、って、当たり前か。
しばらく電源を入れておくと1℃位まで温度が下がった。
そこでファンを上に乗せる。
30分ほど待って温度平衡に達した所で温度を測ると、吸熱面が約17℃だった。
この時の室温は20℃位だ。
元々は廃熱側を冷やす為のものであり、吸熱側の熱量は少ないので余裕が出来たわけだ。

水は順調に温まり、14℃の水約10リットルが30分後には28℃になった。
計算上の発熱量は水流ポンプ(20W前後)の発熱量を含んで345Whだ。
机上の計算値は336Whだった。
そのまま通電し、水温が45℃になった所で実験を中止した。
電源部は多少温まったが、その分も吸熱して加温に使えるのだから無駄ではない。
これも計算上ではあるが、1シーズンで7千円くらいの電気代が節約出来ると思う。

ゼンスイのペルチェクーラーTEGARUは加温機能も持っている。
ただし消費電力が75Wと少なく60cm水槽で使用時に水温は周囲温度-3℃〜-5℃、加温時は同+7℃〜+10℃となっているので容量不足だ。
60cm水槽ではCR-2(140W)かCR-3(245W)が必要だと言われているので。

CR-3も多少回路を変更すれば冷却/加温両方に使える。
温度センサのコンパレータをウインドゥコンパレータにしてペルチェの極性を切り替えれば良い。
FETでHブリッジにしても良いが、しょっちゅう切り替わるものでもないのでリレーの方がお手軽だ。

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