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海水水槽:テトラのCR-3はどの位電流を食うのか?


  • Posted by: F&F
  • 2019年12月 4日 11:09

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AC電流を測るのは面倒だ。
面倒というか危ないというか。

最初に、つまり冷えている状態で電源を入れると約3.5Aの電流が流れた。
これはフルークのテスターでの測定値である。
その後クランプメータも持ち出して再度測ってみると、クランプメータの方は2A位を示す。
実験しているうちに徐々に電流が減少してきた。
無負荷でテストしていたので高温側の温度が上がりすぎたか。

波形が綺麗ではないので実効値の演算方法によって測定値が異なるのかも。
交流の測定は難しい。
アジレントの6.5桁DMM 34401で測るとフルークのテスターとほぼ同じ値になった。

一体どんな波形をしているのかと、今度はカレントプローブを持ち出す。
が、同期が取れないというか波形が何だか分からない。
抵抗負荷にしてみると綺麗な正弦波である。
スイッチング電源ってこんな波形なの?
スイッチングノイズが50Hzを変調しているような感じにも見える。
ゼロクロス付近で電流が流れ、少しすると電流はゼロになる。
低負荷ではONにならないJAQNOのサーモコントローラは、CR-3のスイッチング電源の入力電流が減った時にOFFになったのだ。
次にターンON出来るのは、次のゼロクロスを過ぎたところなので50Hzの1/4サイクルくらいOFFの時間が出来たと考えられる。

サーモコントローラで制御するのは、CR-3とDCポンプである。
DCポンプの電源も当然スイッチングで、ACアダプタの最大出力は24Wだ。
ポンプとCR-3の合計電流は3Aを超えるが、5Aになるわけではない。
このまま行くかなぁとも思ったのだが、規格外で使うのも気が進まない。
消費電力は269Wだが、デバイスの発熱は電流×デバイスでの電圧降下になるのだから。

ではどうするか?
リモート制御しようか。
AC100V用のリレーがあるので、サーモコントローラでこのリレーを動作させる。
リレーの接点でサーミスタ端子をショートしてCR-3をアクティブにする。
これで制御は出来るが、リレーが切れている時も100mAほどの電流が流れるのが気に入らない。
無駄に数Wも消費するのだ。
かといってSSRは在庫がない。
リレーでは、CR-3の電源がスイッチングなので突入電流が多く(リレーが)可哀想だ。

とりあえずリレーは内蔵したのでリレー方式で行く。
冬場は稼働時間が長いので無駄な電力も気にならないが、夏場は電源を切っておくか。

中華サーモセンサーモジュール基板でも良いのだが、別途電源がいるのが面倒だ。
リレーなのでゼロクロススイッチではないのと、中華リレーは信頼性に難ありだが安い。

これならクーラーのコントロールもヒーターコントロールも出来る。

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