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5kVは測れるのか?分圧器を作ってみる


  • Posted by: F&F
  • 2019年12月15日 12:10

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耐圧不足は承知の上での分圧器を作ってみる。
1MΩの抵抗を10本直列にする。

11本目の抵抗は10kΩにして、約1/1000の分圧器というわけだ。
本来であれば1MΩの抵抗9本と910kΩの抵抗と、82KΩの抵抗+10kΩの抵抗にすれば1/1000に近くなる。
10MΩと10kΩで分圧し10kVを測ると9.99Vになってしまう。

怖いのは分圧されずに出力されるケースだ。
P型抵抗は巻物なので、その巻き間で放電が起きる可能性がある。
中華抵抗キットの抵抗を使ったので、そもそも耐圧が200Vあるとも限らない。

電圧は当たり前だがテスターでは観測出来ない。
放電時間が短いのでサンプル&ホールドやピークホールドするにしても高速性が必要だ。
今回は単にオシロで波形を観測する。

総抵抗値が約10MΩなので10kVか加わると1mAの電流が流れる。
CDIとイグニションコイルによる放電ではピーク電流が200mAにもなるので1mAは軽負荷と言えるかも知れないが、10mWを消費するのである程度の負荷になるのは確かだ。



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