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LDOが壊れてオペアンプも道連れに…


  • Posted by: F&F
  • 2020年1月20日 11:10

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電気柵電圧チェッカーを調べてみると、LDOが壊れていた。
3.3V出力の筈が、入力と同じ12Vが出ていた。

これによりオペアンプにも12Vが加わり壊れたようだ。
オペアンプの絶対最大定格は7Vである。

壊れることなど想定していなかったので交換が面倒だ。
と言っていても仕方が無いのでLDOとオペアンプを交換した。
問題は何故壊れたかである。
電源にスパイク性のノイズが乗ることは考えられるが、デカップリングコンデンサも入っているしなぁ。
電源の元はバッテリーなのでインピーダンスは低い。
LDOの入力は15Vまで大丈夫であり、バッテリー電圧はそれを超えない。
気休め程度に電源ラインにL/Cフィルタを入れておいた。
常時モニタ用に引っ張り出した線にもC/Rのフィルタは入れている。

高圧系は高圧ケーブル(CDI&複合点火の実験の時に買った余り)をいったん基板に半田付けし、そこから半空中配線で抵抗分圧器を形成している。
基板にベタに付けないのはユニバーサル基板のランド間で放電が起きる心配があるからだ。
基板を使うならばスリットを入れるなどして絶縁度を上げる必要がある。
ただそれでも何カ所かは基板に止めているので、リークが起きる可能性もある。
雪が降って湿度が上がり、或いは結露でもして放電したかも。

そこで写真のように、分圧用抵抗をプラスチックチューブに入れる事にした。
右側に見えている白いものがシリコンゴムの高圧ケーブルである。
これでも抵抗間でスパークが起きたらアウトだ。
抵抗1本の耐電圧は200V、実際には1kV以上もかかっている。
経年劣化や湿気などで絶縁破壊されることもあるだろう。
規格外で使っているので仕方がない。

かなり雪が溶けた。
外を見ているとパチッパチッと放電音が聞こえる。
見てみると碍子を付けた立木と柵線の距離が2cm位の所があり、空中放電していた。
ここにシリコンチューブをかぶせて対策、柵線の電圧も13.6KVの平常値になった。

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